Amazon WorkSpacesでMicrosoft 365アプリがインストールできるようになった

2023/08/17

AWS Windows

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仕事で使うOfficeアプリはMicrosoft365のサブスクを使っている人が多いのではなかろうか。

俺が今在籍している会社もそうだし、前職でもそうでした。

一昔前まではMicrosoft 365を使っていると、DaaSはAzure Virtual Desktopほぼ一択だった。

Amazon WorksSpacesでMicrosoft 365を使うにはOffice付きのバンドルを選ぶ必要があった。

月額で約15USD/台ほどプラスなので、それなりに良いお値段になっていた。


それが2023/8/1よりWorkSpacesにてMicrosoft 365 AppsのBYOLが可能になった。

ソース:https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2023/08/amazon-workspaces-microsoft-365-apps/

これはMicrosoft365ユーザーにとっては朗報!


Microsoft365アプリのインストール方法

普通にWorksSpaces上でMIcrosoft365にアクセスしてログインしてOfficeアプリをインストールするだけ。

今まではこれをするとライセンス違反になっていたんだけど、8月からはライセンス違反にならない。

Officeアプリを1台1台手動でインストールするのは面倒なので、イメージを作成してもOK。


Office付きバンドルから変更することは可能?

可能。

Office付きからOffice無しに変更できる。

昔のWebページでは「Office有無の移行はできない」っていうのが書いてあったけど、

今のWorksSpacesのマニュアルにはそのような文言は書いていないし、普通に移行できる。(確認済み)


具体的には対象となるWorksSpacesを選択して、「アクション」→「 WorkSpacesを移行」をクリック。


バンドルの選択画面から、Microsoft365をインストールしたカスタムバンドルもしくは

Office無しのバンドルを選択すればOK。


当然ながら移行に伴い、Cドライブのデータは全て消えてしまうので、

インストールしたアプリ等はもう一度インストールし直し。

Dドライブのユーザー領域は保持される。


既にOffice付きのバンドルを使っている人はこの手順で移行しないと、

WorkSpacesの料金が下がらないので注意。


Microsoft365アプリが使えるようになった背景

AWS・Microsoft間で交渉した結果なんだろうけど、

大きな要因はOffice 2016、2019でのMicrosoft 365のサポートが2023/10/10で終了するからじゃないかと。

従来のWorkSpacesではOffice 2016もしくはOffice 2019しか提供されておらず、

サポート終了が目前に迫ってきたので、Microsoftが仕方なくBYOLを認めたんじゃないかな?



WorkSpacesはMicrosoft 365が使えないからなー。

MIcrosoft365を使っているから、なんとなくAzure Virtual Desktop(AVD)を使うかー。

っていう認識は過去のもの。

といいつつも、AVDはWIndowsマルチセッションが使えるので、コスパはAVDの方が良かったりするんだけども・・・。


AWS上に気軽にOfficeが使えるWindowsが欲しい、ということになるとWorkSpacesが一番手っ取り早い。

WorkSpacesを使っている方お試しあれ!

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