もともとRaspberry Piを買ったのがNASが欲しかったから。
Raspberry Piの初期設定は一通り終わったので先にDocker+Homebrirgeを入れて、
後からSambaにしようかなと思っていたんだけど、
NASとして管理しやすい「OpenMediaVault」を入れてから、
その後でDockerを入れた方が良いことがわかったので、先にOpenMediaVaultをインストールすることに。
準備するもの
データ保存用のUSB3.0対応外付けディスク。
うちは5年前に買ったTimeMachine用HDDとしてバッファローの2TBが合ったので流用。
全然壊れる気配がないwwwwwwwwwwwww
今なら4TBが1万円切ってるので、4TBのほうが圧倒的にコスパ良いよね。
Raspberry PiにOpenMediaVaultをインストール
OpenMediaValutって基本的にはOSなんだよね。
すでにRaspberry Piには別のOSが入っていても、
OpenMediaVaultの同居は可能になっております。
早速インストール使用。
Raspberry Piで以下のコマンドを実行。
wget -O - https://github.com/OpenMediaVault-Plugin-Developers/installScript/raw/master/install | sudo bash
あとは勝手にインストールが走る。時間もそれなりに掛かるので暫し待つ。
インストールが終わると自動的に再起動される。
念の為にもう一度再起動。
sudo reboot
OpenMediaVaultの設定
以降の設定はブラウザから行う。
http://"IPアドレス or ホスト名" でアクセス。
初期ユーザとパスワードはadmin/openmediavault。
ダッシュボードの画面。
QNAPやSynologyみたいなGUI。
まずは「一般設定」ー「Web管理者パスワード」からadminのパスワードを変更して「保存」。
各ページで設定を変える度にヘッダ部分に「適用しますか?」って表示されるので、
その都度適用させる。
外付けディスクの状態監視(S.M.A.R.T.)を有効にするために、
「モニタリング」を有効にする。
「S.M.A.R.T.」で有効にする。
「デバイス」タブで外付けディスクをクリック。
モニタリングの有効化にチェックを入れる。
あとは定期的なチェックを行うために、スケジュールの設定。
ここらへんはお好みで。
次にディスクのデータ消去。
「ディスク」から対象のディスクを選択して、「ワイプ」をクリック。
短時間な「クイック」をクリック。
ワイプ終了。
次にNASとして使用できるようにファイルシステム(ext4)を作成する。
「ファイルシステム」から「作成」をクリック。
デバイスに外付けディスクを指定。その他ラベルは適当に設定。
確認画面が出るので、「はい」をクリック。
ファイルシステムの作成完了。
次にデバイスをマウントさせる。
外付けディスクを選んで、「マウント」をクリックする。
NASにログインするユーザーを作る。
piでもいいんだけど、別のユーザーにしたほうが何かと都合が良い。
「ユーザー」から「作成」をクリック。
名前とパスワードを設定して「保存」をクリック。
所属グループはデフォルト(Users)のままでOK。
次に共有フォルダを作る。
「共有フォルダ」から「追加」をクリック。
共有フォルダの名前を入力して「保存」をクリック。
まだ終わらないw
作った共有フォルダをSMB/CIFSアクセス可能にする必要がある。
「SMB/CIFS」から「有効」にチェックを入れる。
次に「共有」タブに移動して「追加」をクリック。
共有フォルダを選択して、他はデフォルトのまま。
TimeMachineとしての設定項目も有ったので、TimeMachineのバックアップ先としても設定することが可能。
あと、おまけ。
SSHでrootユーザーのログインをOFFにしておく。
sshd_configファイルにも書いていたけど念の為。
以上でOpenMediaVaultの設定は完了!
クライアントから接続確認
MacでもWindowsでもどっちでも良いんだけど、共有フォルダにアクセスできるか確認。
以下、Macでの確認。
Finderの「サーバへ接続」から"smb://IPアドレス"にアクセス。
そのまま「接続」をクリック。
先程、登録したユーザ名とパスワードを入力して「接続」。
無事に共有フォルダが表示されればOK。
書き込みもできるはず!
Windowsの場合は"\\IPアドレス""で接続できるね。
NASとしてのパフォーマンスは?
気になるのはNASのパフォーマンス。
Raspberry Pi(USB3.0接続)とMac miniをそれぞれ有線LANにつないだ状態で
Macからディスクの性能を測ってみた。
シーケンシャルリードで114.84MB/s、つまり918Mbpsまで出ているので1Gの帯域をほぼフルに使い切っている。
USB3.0(最大5Gbps)の恩恵も大いにアリ。
ファイルサーバとしては十分なんじゃなかろうか。
NAS化して満足!
大体、NASのスピードは100MB/sぐらい出れば御の字と言われているので
なかなか快適な環境に仕上がったと思う。
外付けのHDDを増やしたりすればバックアップも完璧。
以上で、Raspberry PiをNAS化する話はおしまい。
この後は、OpenMediaVaultでDockerをインストールして、Homebrirgeを動かしていきます。
-----------------------追記
続き書きますた。先にDockerをインストール。
Rasberry Pi+OpenMediaVaultでDocker環境構築
Dockerでドカドカ遊ぼう!
0 件のコメント:
コメントを投稿