月に1回くらいのペースで「太陽光発電しませんか?」ってセールスが来る。
話聞くだけでも鬱陶しいのですべて門前払いでお断りしているのだが、
あの手この手で勧誘してくるね。
個人的な主観になるが、太陽光発電について色々と語ってみようと思う。
太陽光発電って?
詳細はググレカスなんだけど、
端的に言うと、家の屋根に太陽光で発電できるパネルを取り付けて、
蓄電池に電気を蓄えるという仕組み。
当然ながら家の電気として使えるし、使い切れない電気は電力会社に売ることができる。
メリットもあればデメリットも有る。
太陽光発電のメリット
主に以下が挙げられる。
- 月々の電気代が下がる
- 停電時に電気が使える
- 電力会社が買い取ってくれるので売電収入がある
- エコ(笑)に貢献できる
- 屋根が直射日光が遮られるので夏場に室内が暑くなりにくい
- (逆に)冬場は室内が寒くなりにくい
太陽光発電のデメリット
今度は逆にデメリット。
-
初期費用(主にパネルの工事費用)がかかる
※最近は初期費がかからないパターンもあるが、大抵は何かしらのコストが掛かる - 天候によりそれほど発電されない場合がある
- 電力会社の買取価格が将来的に不透明
- メンテナンスが面倒
- ハズレ業者だと施工不良になったり、後々トラブルになり得るリスクがある
デメリットはもう少しだけ詳しく書いてみる。
太陽光発電の初期費
パネルの部品代、設置工事を含めて最低でも100万以上はかかる。
最近の売り方だと、「初期費用ゼロ!」という名目でなんとか話を聞いてもらおうとしているが、
初期費ゼロの場合は、リース契約とすることで月々費用が発生したり、
逆に太陽光発電で発電した電気代分だけ支払うとか、
何かしらの理由で月々のコストが発生することになる。
太陽光発電の発電量
屋根の形が住居によって様々なので、どのくらい発電されるのかはその家によるのだけど、
大抵は普段使う分の電気は賄えるそうな。
じゃないと、余った分の電気を売る、ということにならないよな。
だとしたら電気代がゼロになるか?と言ったらならないのが世の常。
基本料金は電気を使っても使わなくてもかかってくるので、
電気代がいくら下がるか?についてもそれは家によって様々だし、
実際に太陽光発電を設置してみないことには分からない。
太陽光発電のメンテナンス性とか業者のサポートとか
どのメーカーのパネルをどこの業者で取り付けるかによるんだが、
車同様に設置したら、機器が劣化していくもの。
耐用年数は10年〜15年と言われているが、
これも設置してみないことには分からない。
あとは業者がどこまでアフターサービスしてくれるのか。
基本的に太陽光発電業者は契約したもん勝ちで、釣った魚に餌をやらないような携帯会社みたいなものだと思っているので、
保証がどのくらいの期間、どれだけ対応してもらえるのかは徹底的に調べないといけない。
あとは施工業者が倒産しないかも考慮する必要がある。
もはや太陽光発電は胡散臭いというイメージが先行しているのか、
かなりの数の太陽光発電業者が倒産している。
なぜ太陽光発電を勧めてくるのか?
そもそも論で考えると、こちらが必要としていないものを提案してくるということで、
こちらに何らプラスになる話ではないことは明らか。
太陽光発電を設置して儲かるのは業者だけ。
これがすべて。
買取価格が高かった少し前は得になっていたが、
今から始めると確実にマイナス。
世の中、そんなに美味い話があるわけもなく、
わざわざ他人にとって得になるような話を持ってくるわけがない。
そう考えたら、高い費用を払って設置するものでもない。
エコだからと言う理由で、太陽光発電にフォーカスされているが、
設置した結果、環境的にどう良くなったのかというのがよく見えないので、
太陽光発電自体が胡散臭くなっている。
損してもいいから電気代を下げたい!
エコ(笑)に少しでも貢献したい!
という自己満足に浸れる人なら、どうぞご自由に。
0 件のコメント:
コメントを投稿