実家の家族より、使い古しのノートPCを父に譲ったので再設定してほしい、
という依頼が来た。
で、実機を見てみたらあまりにもオンボロPCだったので
SSDやらメモリ追加やらして、今でもそれなりに使い物になるレベルまで設定した。
対象のノートパソコンは「HP Pavilion g6」というロゴが記載されているだけで、
背面には型番も何も書いてない。
電源ONしてみたら起動に5分以上かかるというもの。
あっ(察し
どう見てもディスクはHDDです。本当にありがとうございました。
これはWiFiにつなぐと大量のWindows Updateが走ってヤバいと思い、
ネットには決して繋がないようにした。
既に入っているデータは全部消してもOKということなので、リカバリではなくてリセット(OSの初期状態にする)を実行。
父には「新しいPC買ったほうがよくね?」と言ったんだが、
「そんな金ない」と言われ、
それならSSDとかに入れ替えたら使い物になるかと思い、そのように依頼されたw
結果的にはSSD換装やらなんやらして、それなりの使い物になるレベルになった。
パソコンのスペック
色々と設定を確認していくなかでおそらくコレじゃないかなーと推察。
モデル名は「HP Pavilion g6-2305AU スタンダードモデル」と思われ。
スペック等は以下。
- CPU:AMD A4-4300M(2コア)
- メモリ:4GB+2GBの合計6GB
- ストレージ:HDD500GB
- 光学ドライブ:DVDスーパーマルチ
- 有線LAN:100Mbps
- 無線LAN:802.11b/g/n
- OS:Windows8
- ディスプレイ:15.6インチ
- 解像度:1368 x 768
- 発売年:2013年
今となっては産廃レベルのゴミPCwwwwwwwwwwwwwwwww
OSはWindows8じゃなくてWindows10 ビルド1803ですた。
実機のUEFIから確認したシステム情報。
アップグレード内容
今回は上記の赤字部分をアップグレードする。
- ストレージをHDD500GBからSSD500GBへ換装
- メモリを4GB+4GBの合計8GBに換装
- 無線LANは802.11ac対応の子機を追加
解像度がフルHDじゃないのがキツイが、致し方ない。
液晶パネルをフルHDに交換してもいいかと思ったけど、
そこまでするなら新品買ったほうがいいなと。
各パーツは全てAmazonから調達。
そりゃ秋葉原とか日本橋とか廃れるわ・・・。
久々にSSDとかメモリとか見てみたけど、スゲー安くなってるな。
リンク
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これだけ買って合計1万円弱。
新規でPC買うと思えば安いもんだ。
事前バックアップ
内蔵HDDもSSDに交換するということで、事前にバックアップは必須。
クローンツールはアホみたいに時間かかるので、今回はサードパーティ製のバックアップソフトを使った。
それについてはまた別記事に書いてみようかな。
ちなみにツールは「Veeam Agent for Microsoft Windows Free」。
Eea◯uとかいうのを始めは使ってみたんだけど、アホみたいに時間かかったのでボツ。
各パーツを交換
ノートPCのバッテリを外して、裏面のネジを緩める。
ネジを緩めたら、カバーをスライドするようにして外すと
メモリとHDDがお目見え。
ディスクも換装しやすいように配慮されてるのは珍しいかな?
メモリとSSDをそれぞれ付け替えていく。
まずはメモリ。こちらが既に取り付けされていたメモリモジュール。
手前が2GBで奥が4GB。
手前のメモリを今回買った4GBのものに入れ替え。
メモリはメーカーが違ってても規格と対応周波数が合っていれば
別メーカー同士でも動くのであまり気にしなくても無問題。
保証?シランガナw
これがもともと設置されていたHDD。
500GBなので流用する価値なしw
こちらが換装する500GBのSSD。
500GBのSSDで6000円台って本当に安くなったな・・・。
メモリを装着。
SSDも取り付けたあとがこちら。
あとはカバーを戻して交換作業は終わり。
次にバックアップデータから復旧。
リストア
上述の通り、Veeamで取得したバックアップデータから復旧作業。
予めUSBメモリに作成したリカバリメディアからブート。
SSDには当然OSがまだ入っていないので、
リカバリメディアを接続してPCを起動したら勝手にリカバリ画面が起動する。
詳細はまた別記事にするけど、
大体約20分ほどで復旧は完了。
さすがSSDの処理が速いだけのことはある。
同じディスクサイズだったので、もともとHDDに有ったリカバリ領域まで復旧できた。
無料でここまでできるのはホント優秀だな。
USB型のWiFi子機
もうここからはWindowsの設定の話。
内蔵しているWiFiモジュールが11ac非対応なので、USB型のWiFi子機を追加購入。
これぐらい小型だとじゃまにならないので見た目スッキリ。
一応11acで866Mbps対応を謳っているが、
実際にWiFiに接続したときのリンク速度は400Mbps。
詐欺じゃねーかwwwwwwwwww
メーカーはよくわからんところだったけど、
中身のチップセットは「Realtek 8812BU」という悪名高きカニさんメーカー産チップセット。
まぁー安かろう悪かろうということで半ば諦め。
ドライバはRealtekのHPからDLしたけど、OS標準のものでも動いたからどちらでもいいんじゃね?
SSDのファームウェアとか性能とか
次にSSDのファームウェアを上げようかと思った。
以下のサイトから最新版をDL。
MX500 SSDファームウェアとサポート | Crucial.com
Crucial MX500ファームウェアアップデート
現在のバージョンは"M3CR032"となっていて、
最新版は"M3CR033"なのでバージョンアップ対象。
だが、ファームウェアアップデートでトラブル発生。
Crucial Storage Executiveというツール経由でアップデートができない。(どうやってもエラーが発生する)
別方法であるLinuxベースからOS起動しようとしても、
ノートPCが糞なのかブートディスクの作成に失敗してんのか、うまくいかない。
もうSSDのファームウェアは諦めたwwww
SSDの性能を測ってみた。
もとのHDDは測ってないけど、体感的に速くなったのは明らか。
Windows Updateして終わり
WiFiの速度も遅くない、ディスクの速度も遅くない、
ということで、やっとこさ使い物になるレベルになった。
そんなこんなしているうちにWindows Updateが走って
Windows10も最新バージョン(20H2)へ。
メモリ6GB→8GBは大した体感ではないが、
やはりHDDからSSDに替えたことによる恩恵が一番大きい。
フルHD以下の解像度で、重さが2kgというオンボロPCだけど、
簡単なウェブブラウジングやメール程度であれば
十分に使える代物に様変わり。
もはや約8年近くも昔のPCだけど、
わずか1万弱の出費でそこそこ使えるようになるなら儲けもんか!?
自作PCでもそうだけど、やっぱPCパーツを使って何かとやりくりするのは楽しいなwwwwwwwwwwwwww
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